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Piaキャロ3 木ノ下貴子 CG④
■ Piaキャロットへようこそ3 / 木ノ下貴子(チャイナドレス) CGギャラリーVol01 ■
・「Piaキャロ3 木ノ下貴子 CG③」の続編です。 ・背景部分であるカーテンと光の差込を作成していきます。 ■ カーテンの作成 ■ ・カーテンは比較的薄めであり、開いたドアより風を受けた状態にしました。 ・そうすると、被写体のフィギュアの髪の毛の状態と合うと思います。 ・ここでのポイントは、風になびいた状態にしたかった事と、カーテンにボリューム感を与えて風の強さを表現したかった事、そしてカーテンの素材を薄く(透かす)する事で背景(庭園)の存在と見栄えを良くする事です。 ・風になびいたカーテンの画像が在るのが一番良いですが、なかなか撮影するには難しいので、今回は通常良く目にするカーテン(レース)の撮影画像などを使い、フォトショップで加工してみました。 ・基本は、カーテン画像を幾つかに別けて、個々に変形を加えて重ねて表示する事で、一つの束にします。 ・変形方法は、「フィルター」→「変形」→「シアー」を使って行います。 *使い方は、上のスプライン曲線のポイントを移動もしくは、付け足して移動させる事で、画像をその曲線の様に変形させますが、これは画像に対して行うよりも選択範囲に対して行うので、予め変形させたい画像を目安に「なげなわツール」等で選択範囲を指定しておくと良いでしょう。 *また、選択範囲=変形後の範囲になるので、少し余幅をもって選択範囲を指定すると良いです。 ・カーテンを透き通らせるのに、ただ全体的に薄くしただけでは、やや味気ないので所々を薄くします。 ・作成意図としては、外の庭園がうっすら見える様にしたかったので、その辺りを「消しゴムツール」(エアーブラシ)で消しました。 ・レイヤー構成は、カーテンの画像があるレイヤーを複製し、一つ目のレイヤーをやや透明(レイヤーの不透明度を調整して全体的に透明にする)に、もう一つを先ほどの「消しゴムツール」での作業用にして、二つ重ねて仕上げます。 ■ 光の差し込み ■ ・神々しい光を作成するには、一つの光を複数のレイヤーから作成します。 ・複数と言っても、光の方向は同じで違う点は範囲と濃度です。 ・今回の光は、スポットライトのイメージと同じで、光が見えている範囲と見えてない範囲の境を表現している事で、その境部分が見えている光の範囲よりもやや広く、光の濃度が薄いという事です。 ・具体的な作成方法は、「ペンツール」などで差し込んだ光の範囲を作成して「白色」で塗りつぶします。 ・作成した光を複製してレイヤーを二つ用意します。 ・上にあるレイヤーを軽くぼかし、下(二つ目)のレイヤーを強めにぼかす事で光の境界が綺麗にできます。 *ぼかしは、「フィルター」→「ぼかし」→「ぼかし(ガウス)」で調整して行います。 *同一レイヤーを二つ用意しましたが、今回の作成ではそれ以外に光の範囲をすこし大きめ(「選択範囲」→「選択範囲を変更」→「拡張」)を作成し、ぼかした物を使うなど、光の段差を多めに表現しています。 ・上記で出来た物を一つのレイヤーにまとめ、レイヤーの「不透明度」を調整して半分ぐらいの透明度で表示させます。 ・次に光の範囲内での光の濃度をつけます。 ・発光している部分程、眩しくみえるように、光の上部分から下部分にかけて光の強弱を表現します。 ・新しくレイヤーを用意し、レイヤーモードを「覆い焼き(リニア)」にします。 ・先ほど作った光の範囲内で、「ブラシツール(エアーブラシ)」または「グラデーションツール」等を使い作成します。 *光の表現は、ここで着色する色で表現が変わります。 *例として、上の画像を元に見てもらえば解ると思いますが、奥の光には「黄色」、手前の光には「青色」を使っています。これだけでも光の感じ方に差があると思います。 *今回は、神々しくも透き通った光にしたかったので青色を使いましたが、黄色の方が神々しさは多いのかもしれないですね~人それぞれ皆さん、どちらが好みでしょうか? ・光自体は、先ほどの作業で出来上がりましたが、その光の影響部分の作成を行います。 *早い話、被写体であるフィギュア部分の光を作成するって事です。 ・ここでのポイントは、先ほど作成した光ですが、その光のレイヤーがフィギュアのレイヤーの上下によって、正しく光が表示されなくなる事です。 *上の画像の場合は、フィギュアのレイヤーの上に光のレイヤーがあります。 *その為、腕や足によって陰(光が当たらない場所)にまで光があたっています。 ・そこで、フィギュアのレイヤーを複製して、光のレイヤーを挟むようにします。 ・次に、上に配置したフィギュアのレイヤーにて、光があたる部分のみを「消しゴムツール」等で消していきます。 *そうすると、下の画像のように光が正しく当たっている様にみえます。 ・あとは、神々しさを増すために、光の照り返しを表現します。 *光が当たっている部分の輪郭に対して、「ブラシツール(エアーブラシ)」等で、白色でポンポンと置くように書き込んで行くと眩しさが表現できます。 *また、光(ブラシ)が硬いと感じるならぼかす(「フィルター」→「ぼかし」→「ぼかし(ガウス)」)と良いと思います。 ■ 完成 ■ *クリックすると、800×600ピクセルで表示します(↑) ・最後は細かい部分を見直して修正すれば完成です。 *ちなみに上の画像は、「黄色の光」バージョンです。最初に作ったのがこっちだったんですけど、僕的には光が強すぎる感じがするんですよね~(笑;) ■ 作成後の感想 ■ ・フィギュアの着色が撮影後においても、イメージにあった物で修正が楽で良かったです。 ・現物は、もう少し硬い色に感じますが、写真写りがいいんですかね~レタッチし易い素材でした。 ⇒レビューに戻る PR |