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ホビーでアート
ホビー、フィギュアのCG合成による作品を展示しています。
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【CG】fate/セイバー(figma)01 ②

■ はじめに ■

「【CG】fate/セイバー(figma)01 ①」の続編です。
・背景の作成を行います。

■ 煙の作成 ■

  figma セイバー

・新規に作業ファイル(1024×768)を作成した後、メインのフィギュアであるセイバーを縮小コピーしておきます。
・背景は、煙1色に限り無く近い形にします。また、煙の後ろは街明かりが薄っすら見える夜空の写真を使用しています。

*煙。。。なかなか撮影する機会がないですよね~止む終えず、僕は3Dソフトの力を借りましたが、そんなもん無いって方は、版権フリーの素材集に頼るか、フォトショップのフィルターを使ってそれらしく見せるのが良いかと思います。
*フォトショップの場合は、「フィルタ」→「描画」→「雲模様1」(描画色はグレー、背景色はダークグレー)にて、煙画像らしい物が出来ますので、それを元にいろいろとアレンジしてみると良いと思います。


*あとは、汚れが染み付いたコンクリートを撮影して、汚れ部分だけを「色域指定」もしくは「トーンカーブ」などではっきりさせて、それを組み合わせる方法もいいかもです。。。これなら他のソフトでも作れそうかな・・・

・次に地面であるアスファルトを作成します。
・「パスツール」を使って、地面の輪郭を書きます。

*青色部分が輪郭になります。
*イメージとしては、破壊されたアスファルトにしたかったので、所々割れている状態にしました。



■ アスファルトの作成 ■

  fate_saver_v1_e05.jpg

・先ほど作った、輪郭を元にアスファルトを作り出していきます。
・基本は、写真より使えそうな画像を切り取って、貼り付ける作業になります。

*今回の写真データは、「アスファルト画像」、「岩の亀裂画像」、「岩の表面」です。
*岩の表面は、アスファルトの厚みに使います。

*「岩の亀裂」や「岩の表面」は、大き目の公園(又はフラワーパークや展示場等の広場)に置いてある石壁等を撮影して使います。


・「岩の亀裂」は、「イメージ」→「色調補正」→「レベル補正」にて明暗をくっきりさせた後、「選択範囲」→「色域指定」にて亀裂部分のみを選択させて、「選択範囲の反転」と「消しゴム」ツールを使って亀裂以外を消します。
・「岩の表面」は、撮影した物を「イメージ」→「色調補正」→「色相・彩度」にて好みの色合いに変えます。

  fate_saver_v1_e04.jpg

・ある程度にそれらしく出来たら、明暗や影を書き込んでいきます。

・基本的な明暗は、上から下にかけて(白→黒又は透明)「グラデーションツール」を使って書き込みます。
*その際は、適用したいアスファルトのみを選択した状態(投げ縄ツール等を使用)にしたまま、グラデーションツールを使うと、画像全体にかけなくて済みます。

・厚みの部分と表面になる所は、「ブラシツール」(白色)で軽く明るさを表現する事で、硬い角を表現する事が出来ます。
*角がまるびを帯びている場合は、「エアーブラシツール」で拡散した明るさで表現すると良いと思います。

■ 炎の作成 ■

  figma セイバー   

・炎の作成は、煙の作成とほぼ同じ要領で行います。
*煙の色をグレーから、赤と黄色にすると炎っぽく見えます。
・違うポイントは、熱気と火の粉の存在です。

・熱気に関しては熱気用のレイヤーを2種類作成します。基本は、黄色で炎の周りにふんわりあるように「エアーブラシ」で塗り、それをレイヤーの描画モードで「リニアライト」と「覆い焼きカラー」にします。

・火の粉は、炎と熱気の間あたりに「エアーブラシ」の筆形(ブラシプリセットピッカー)を「はね」(ディザ)で置くように塗り、「フィルター」→「ぼかし」→「ぼかし(ガウス)」にて度合いを調整して作ります。

  figma セイバー

・今までの作成を元に、フィギュアより手前のアスファルトや炎も作成していきます。

■ メインであるフィギュアの調整 ■

  figma セイバー

・メインであるフィギュアを、背景の環境に合わせる作業を行います。
・環境は炎の中にいるので、全体的に熱気を帯びた感じにする為に、「イメージ」→「色調補正」→「色相・彩度」にて色相を赤っぽく変更します。

  figma セイバー
*布生地の質感を与えた例(↑)

・次に、フィギュアに質感を与えていきます。
・また、汚れも与えます。
*汚れは手書きは控えて、実際の汚れを撮影した物を使うと上手にできます。

  figma セイバー

・金属等の鏡面物には、映り込みを作ります。
・今回の場合、夜の街中である事と炎の中である事が設定なので、街中の夜景(赤系の街路灯のある風景)を素材に映りこみを作ります。

*移り込み画像は鏡面の度合いに応じて、レイヤーの不透明度を調整して行います。
*炎の映り込みは、先ほど作った炎の画像を流用して行います。


  figma セイバー

・フィギュアの影を作成します。
・影は「エアーブラシツール」や、「投げ縄ツール」で選択範囲を黒色で着色して「フィルター」→「ぼかし」→「ぼかし(ガウス)」で作る方法があります。

*今回の影は、地面に落とす影とキャラクター自身に付く陰影の2種類があります。

■ 全体調整 ■

  figma セイバー
*クリックすると実サイズ(800×600ピクセル)で表示します。(↑)

・後は、レイヤーのモードを変更したり細かい部分を書き込んだりして完成です。



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