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ホビーでアート
ホビー、フィギュアのCG合成による作品を展示しています。
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GIMPを使って作品を作ろう~01
■ はじめに ■

ここでは、レタッチソフトを使いCG作品を作る工程を紹介します。

■ レタッチソフト「GIMP」とは? ■

main_gui.jpg・撮影したフィギュアを使って作品を作るのに、CG編集ソフトを使います。
・代表的な物としてアドビ社のフォトショップがありますが、結構な費用が掛かってしまいます。

・そこで、今回は費用をかけずにそれでいて高い機能がある「GIMP2」を使ってみる事にします。
・これは、フォトショップに近い能力を有しており、人によってはこちらの方が使い勝手が良い人も存在すると思われるぐらい高いパフォーマンスがあります。。。。それでいて、フリーソフトなのでいたれりつくせりといった感じです。

・主な用途を説明すると、コンピューター上で絵を描いたり、元からある絵を加工したりする事が出来ます。

・「GIMP2」については、「GIMP2を使おう」さんのサイトを参考にされると良いと思います。

・では、作成する上で最低限度必要な機能を見てみましょう~

■ 構成 ■

・「GIMP2」には、幾つかのウインドウによって構成されています。
・主な物を紹介すると、

①ツールウインドウ・・・・絵を描く道具箱。
②画像編集ウインドウ・・・画像を描く画面。
③レイヤーウインドウ・・・アニメのセル画のように、1枚目を背景、2枚目を対象物といった感じで別けられる機能。

④パスウインドウ・・・パスと呼ばれる線用のレイヤーウインドウ
⑤ナビゲーションウインドウ・・・画像全体を簡易表示する機能。表示の拡大、縮小、移動が出来ます。
⑥カラーマップウインドウ・・・色の選択が出来ます。

・これらは、画像編集ウインドウのメニューより、「ダイアログ」で表示出来ます。

■ ツール説明 ■

【ファイルの読み込みと保存】gimp_tool.jpg

・GIMP2を起動すると、右図のようなツールウインドウが表示されます。
・メニューバー(上部)の「ファイル(F)」にて、新しく画像ファイルを作成したり、作り掛けや既に存在する画像ファイルを読み込んだりします。

*「ファイル」→「新規画像」:新しく画像ファイルを作る。
*「ファイル」→「開く」:既にある画像や作りかけの画像ファイルを読み込む。

・ファイルを作ったり開いたりすると、作業用に画像編集ウインドウが表示されます。これは、実際の画像を表示して加工を行う場所になり、ここで表示されている画像が作品となります。

・画像編集ウインドウを開くと、ツールウインドウ同様に、メニューバーに「ファイル」が存在します。これは、一部の機能が重複する形になりますが、加工した画像ファイルを保存するには、画像編集ウインドウのメニューバーにある「ファイル」しか使えません。

*また、画像を幾つか開いたり新規に作ると、それぞれに画像編集ウインドウが開きます。これは、個々に独立したウインドウになるので、改変した画像などはそのウインドウのメニューバーにて保存します。(一つの画像編集ウインドウにて保存を選ぶと、他に表示されている画像も保存されると言う訳ではありません。)

*「ファイル」→「上書き保存」:今現在編集している画像ファイルに保存します。(編集前の画像が上書きされます。)
*「ファイル」→「名前をつけて保存」:新しくファイルを作り、そこに現在の画像を書き込んで保存します。(現在編集している画像ファイルは、編集前の状態で残ります。)

【各種ツールの説明】

・上図を参考に、主に使用する格ツール(番号)の説明をします。
*ここで紹介するツール名は解り易くした名称で、実際の名称とは異なります。

①:選択ツール

・読み込んだ画像の一部を選択する際に使用します。選択した部分の画像は、移動や回転、拡大縮小、マスクといったいろいろな使い方に役立ちます。言わば、補助的なツールになります。
・画面左より、「四角」、「円」、「手書き」での選択ができます。
・「手書き」の場合は、選択部分を筆で囲むような感じで選択できます。

*「マスク」とは・・・・選択した部分以外を編集したくない場合の作業方法で、筆やエアーブラシ等での選択部分以外でのはみ出しを防止する事が出来ます。

②:パスツール

・パスと呼ばれる特殊な線を書きます。これは、実際に線を書くのでは無く、道しるべを描きます。
・描いたパスは、始点から始まり終点で終わりますが、始点と終点を合わせる事で、円を作る事もできます。
・パスが出来ると、その線や範囲(始点と終点を閉じた場合)に対して、実線を描いたり選択範囲として選択できたりします。
・パスの作業領域は、通常の画像編集とは異なりパス専用のレイヤーが存在します。

③:スポイトツール

・画像の一部の色を採取する為の機能。
・採取した色は、他の色を選択しない限り筆などで塗る事が出来ます。

④:変形ツール

・選択した部分や画像本体を、拡大、縮小、四隅を使って変形したり出来ます。
・画面左より、「回転」、「拡大、縮小」、「変形」、「遠近変形」が出来ます。

⑤⑥:ブラシ、消しゴムツール

・筆を使って、線を書いたり塗ったりします。また、書いた線や画像その物を消したりします。
・⑤より「エンピツ」、「筆」、⑥より「消しゴム」、「エアーブラシ」が使えます。

⑦:スタンプツール

・画像の一部をそのまま他の場所に描く事が出来る機能です。
・使い方は、写し出したい場所で「Ctrl]キー+クリックで場所を記憶し、任意の場所でブラシの様に使います。

⑧:ぼかし/シャープツール

・画像の一部を、ぼかしたり鮮明にしたりする機能です。

⑨:指押しツール

・任意の場所を、指で押した感じで引き伸ばす機能で、若干、ぼかし的な要素も含んでいます。

⑩:移動ツール

・基本は、レイヤー単位で表示されている画像を移動させます。

⑪:グラデーションツール

・選択色を使ってグラデーションを作成する事ができます。
・「前景から背景」、「前景から透明」などのグラデーションの仕方を選択できます。

■ 補足 ■

【保存について】

・画像ファイルを保存する場合、「ファイルタイプの選択」(拡張子)は、GIMP専用の「xcf」を選択しましょう。
*専用形式にする事で、レイヤーやパスの保存、画像の劣化を防ぐ事が出来ます。
・最終的な状態まで出来たら、レイヤーを統合して「jpg」(JEPG)で新たに保存すると観覧しやすいと思います。

【GIMPの欠点】

・各種ツールやフィルターの豊富さ、それでいてフリーソフトであると優秀な面だらけに思えるGIMPですが、残念ながら大きな欠点が存在します。
・それは、「システムが不安定」であることです。

・はじめの頃に比べると、かなり良くなっているようですが、稀にソフトが強制的に終了したり各種ツールやフィルターが使用不可になったりと、動作が不安定になり易いので定期的な保存をお薦めします。

【RAWデータの読み込み】

・GIMPでRAWデータを扱うには、「UFRaw」というプラグインをインストールする事で、使用出来ます。

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